ビジネスのグローバル化や外国政府との提携の増加から紛争のリスクは必然的に高まり、紛争解決においては異なる文化、法制度、会計基準などの重層的な課題に直面します。
私たちは、PwCのグローバルレベルのフォレンジック会計、業界の知識、および最先端のフォレンジックテクノロジーを組み合わせ、紛争による運営上の支障を最小限に抑え、またその財務上の損害および名誉毀損の損害額の計算を支援し、より効果的な解決策を導き出すことができます。
フォレンジック会計と専門的調査との連携により、組織は情報を十分に把握した上で、賢明な意思決定を行うことができます。
係争解決支援において、私たちは国際的視野とローカルチームの専門的サービスを組み合わせて、客観的事実に基づいた専門家としての意見を提供します。私たちは深さと広さのあるリソースによりクライアントの国境を越えた調査が直面しうる課題および困難の解決を支援します。
PwCグローバルネットワークとの提携により、業界トップのフォレンジック会計士、調査員、アクチュアリーおよびフォレンジックテクノロジーの専門家を擁し、訴訟または仲裁において、専門的かつ網羅的なサービスを提供できます。
どんな形の係争解決プロセスにおいても、私たちは専門知識を駆使し、完全かつ徹底的な調査と分析を通じ、関連事実を明確で客観的に明らかにします。
社内の犯罪行為は会社経営に甚大な脅威であり、リアルタイムで発見できないと、会社の長期的な問題および巨額の財務的損失をもたらします。経済犯罪の疑いに対して、スピーディかつ適切な対応をするには、高度の専門的素養および関連法令への豊富な知識が必要です。
国際市場の熾烈な競争の脅威にさらされる中で、無形資産は会社の重要な資産のひとつです。商標、企業秘密および特許などの知的財産は、企業の収益を左右する重要な役割を担っています。
長年の経験および専門知識をもって、私たちは顧客に授権管理のサービスを提供しており、被授権企業が授権契約に基づいてロイヤリティを支払うことを確保します。被授権企業に対しても、私たちは授権契約のレビュー支援、授権契約の遵守状況の確認に関するサービスを提供します。紛争発生時、私たちも第三者の独立した意見で客観公正の立場から紛争解決を支援します。
テクノロジー産業、製薬産業、出版業または製造業など幅広い業界について、私たちの専門スタッフは関連業界の知的財産権を深く理解しており、競合他社の伝統的な標準化されたプロセスと比べて、私たちはより深い、専門的、多元的なフォレンジック手法を顧客に提供することができます。数多くの多国籍の既存顧客をベースとし、企業のニーズに応じて、私たちはグローバルネットワークという絶対的優位性を持ち、世界各地でクライアントにサービスを提供できます。また、私たちの専門知識はさらに顧客に財務上の利益をもたらします。顧客に対して実施したロイヤリティ検査の80%以上で、被授権者の人的ミス、会計基準の誤用、または契約の誤認識による営業収入の過少報告が発見され、顧客の被授権者への損害請求の根拠を提供しています。
現在すべての商業記録の90%以上が電子化されているため、電子データベースの分析と財務情報の復旧は、調査と紛争解決の重要部分になります。電子データベースを効果的に取得、分析することは、紛争を解決するための基本であり、例えば次の質問に対処するため、電子データベースへの深い理解が必要です。
高度なコンピューターを用い、私たちは専門的なフォレンジックテクノロジー、先進的な特許技術と情報検索システムを活用して不正パターンを特定しています。電子データ管理はドキュメントの正確性を確認でき、またフォレンジックテクニックは証拠の記録および管理に用いられます。データを合法的に分析することにより、開示された情報が法廷でも使用可能になります。私たちのフォレンジックチームは、紛争の検証に必要な重要な法的リソースを提供するために、大量のドキュメント、電子メール、および会計データを処理することができます。