フォレンジックサービス

ビジネスのグローバル化や外国政府との提携の増加から紛争のリスクは必然的に高まり、紛争解決においては異なる文化、法制度、会計基準などの重層的な課題に直面します。

私たちは、PwCのグローバルレベルのフォレンジック会計、業界の知識、および最先端のフォレンジックテクノロジーを組み合わせ、紛争による運営上の支障を最小限に抑え、またその財務上の損害および名誉毀損の損害額の計算を支援し、より効果的な解決策を導き出すことができます。

貴社が以下の状況に直面している場合

  • 契約違反から生じる損害およびその範囲が不明確で、第三者の独立した評価が必要の場合。
  • 訴訟または仲裁において、専門家証人が必要な場合。
  • 海外で請求権を調査または分析する際、現地のビジネス/会計関連の知識が必要な場合。
  • 詐欺、賄賂などの不正行為、または会計基準に違反した財務諸表の粉飾決算、開示すべき情報の不適切開示のおそれがある場合。
  • マネーロンダリング防止法やその他の金融関連規制に準拠していることを確認したい場合。
  • 組織の内部統制の有効性について懸念がある場合。
  • 被授権者が契約通りのロイヤリティを支払っているかを確認したい場合。

良質なサービスを提供

フォレンジック会計と専門的調査との連携により、組織は情報を十分に把握した上で、賢明な意思決定を行うことができます。

私たちのサービス:

係争解決支援

係争解決支援において、私たちは国際的視野とローカルチームの専門的サービスを組み合わせて、客観的事実に基づいた専門家としての意見を提供します。私たちは深さと広さのあるリソースによりクライアントの国境を越えた調査が直面しうる課題および困難の解決を支援します。

PwCグローバルネットワークとの提携により、業界トップのフォレンジック会計士、調査員、アクチュアリーおよびフォレンジックテクノロジーの専門家を擁し、訴訟または仲裁において、専門的かつ網羅的なサービスを提供できます。

どんな形の係争解決プロセスにおいても、私たちは専門知識を駆使し、完全かつ徹底的な調査と分析を通じ、関連事実を明確で客観的に明らかにします。

良質なサービスを提供

  • 一般のビジネス紛争
  • 取引関連の紛争
  • 知的財産権関連の紛争
  • 公正取引関連の紛争
  • 大型プロジェクト関連の紛争
  • 政府契約関連の紛争

フォレンジック会計および財務調査

社内の犯罪行為は会社経営に甚大な脅威であり、リアルタイムで発見できないと、会社の長期的な問題および巨額の財務的損失をもたらします。経済犯罪の疑いに対して、スピーディかつ適切な対応をするには、高度の専門的素養および関連法令への豊富な知識が必要です。

各種の会社犯罪行為の調査および分析に対して、私たちは顧客に優れた先端テクノロジーと専門的人材を提供できます。専門的サービスは以下のとおりです。
  • マネーロンダリング調査
  • 会社資産横領調査
  • 賄賂および汚職などの調査
  • 財務諸表の虚偽表示および不正などの調査
  • その他の関連コンプライアンス調査
顧客の権益保障、不正発生の防止および長期的な解決策を追求するため、私たちのフォレンジック専門家は下記の4つの目標に注力しています。
  • ビジネス紛争、財務的損失および名誉毀損による損害を最小化する。
  • 犯罪者を特定し、起訴に必要な証拠を収集する。
  • 盗まれた資産を取り戻し、損失を最小限に抑える。
  • 有効な改善策の提案および実施支援により、類似事件の再発を防ぐ。

授権契約の管理

国際市場の熾烈な競争の脅威にさらされる中で、無形資産は会社の重要な資産のひとつです。商標、企業秘密および特許などの知的財産は、企業の収益を左右する重要な役割を担っています。

長年の経験および専門知識をもって、私たちは顧客に授権管理のサービスを提供しており、被授権企業が授権契約に基づいてロイヤリティを支払うことを確保します。被授権企業に対しても、私たちは授権契約のレビュー支援、授権契約の遵守状況の確認に関するサービスを提供します。紛争発生時、私たちも第三者の独立した意見で客観公正の立場から紛争解決を支援します。

テクノロジー産業、製薬産業、出版業または製造業など幅広い業界について、私たちの専門スタッフは関連業界の知的財産権を深く理解しており、競合他社の伝統的な標準化されたプロセスと比べて、私たちはより深い、専門的、多元的なフォレンジック手法を顧客に提供することができます。数多くの多国籍の既存顧客をベースとし、企業のニーズに応じて、私たちはグローバルネットワークという絶対的優位性を持ち、世界各地でクライアントにサービスを提供できます。また、私たちの専門知識はさらに顧客に財務上の利益をもたらします。顧客に対して実施したロイヤリティ検査の80%以上で、被授権者の人的ミス、会計基準の誤用、または契約の誤認識による営業収入の過少報告が発見され、顧客の被授権者への損害請求の根拠を提供しています。

良質なサービスを提供

  • 授権案件のリスク評価
  • 効果的な授権の管理、監督およびコントロール方針の構築支援
  • 授権方法、ロイヤリティ関連のコンプライアンスプロセスの確立
  • フォレンジック会計に基づくロイヤリティ検査
  • ロイヤリティおよび関連の財務規定の商業的レビュー
  • ロイヤリティおよび授権料に関するコンサルティング
  • 被授権者へのロイヤリティ検査の対応支援
  • フォレンジック専門家

フォレンジックテクノロジーによる解決策

現在すべての商業記録の90%以上が電子化されているため、電子データベースの分析と財務情報の復旧は、調査と紛争解決の重要部分になります。電子データベースを効果的に取得、分析することは、紛争を解決するための基本であり、例えば次の質問に対処するため、電子データベースへの深い理解が必要です。

  • 関連する電子データおよびドキュメントが存在しているか。
  • その情報はどこに保存されているか。どのシステムで関連データを取得するか。
  • データの信頼性を確保するための適切な措置が講じられているか。
  • バックアップは存在するか。それらはどのように保存、管理されているか。

高度なコンピューターを用い、私たちは専門的なフォレンジックテクノロジー、先進的な特許技術と情報検索システムを活用して不正パターンを特定しています。電子データ管理はドキュメントの正確性を確認でき、またフォレンジックテクニックは証拠の記録および管理に用いられます。データを合法的に分析することにより、開示された情報が法廷でも使用可能になります。私たちのフォレンジックチームは、紛争の検証に必要な重要な法的リソースを提供するために、大量のドキュメント、電子メール、および会計データを処理することができます。

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